日本は超高齢社会を迎え、高齢者が自立して生活できる社会を築くことが求められています。AssistMotion株式会社(アシストモーション株式会社)は、高齢者をはじめとした身体動作の不自由な人、作業などで身体に障害を有する人、またはそれを予防したい人に対して、動作支援技術(Assistive Technology in Motion)を用いて社会に貢献します。これにより、一人一人が自立した、対等(Equal)な社会を築き、人々を幸せ(Happy)にすることを目標とします。
そのために、ソフト(Soft)で人に優しい(Friendly)ウェアラブル(Wearable)ロボット技術を研究開発し、人々のためのロボット革新(Robotic Innovation for Human)を実現します。
縦軸に革新(Innovation)と保守(Conservative)の軸をとり、横軸に人間(Human)と機械(Mechanical)をとると、弊社の目指す行動指針は第2象限の「人に優しいウェアラブルロボット」(Human Friendly Wearable Robot)を高度に発展させ、真に人々に受け入れられるロボットを世に出すことです。
代表挨拶
弊社は、信州大学において得られた成果を社会貢献につなげるために設立した信州大学発ベンチャー企業です。人に優しいウェアラブルロボット(ロボティックウェアcuraraR)と次世代ソフトアクチュエータ(ソフトロボティックデバイスPVCGEL)の研究開発を二つの柱とし、これらの技術を実用化することを目指しています。
超高齢社会の進行の中で、ウェアラブルロボット技術を利用して人々の動作をアシストする技術は今後より一層の重要性を増すことは間違いありません。日常生活や幅広い作業現場で利用されるためには、単に動作をアシストするだけではなく、人との親和性を高め、人の感性に訴えることで喜んで使用したくなるようなロボットを提供していきます。
弊社では、二つの基礎技術を柱とし、衣服感覚で利用できる、人に優しい“着る”ロボットを実現するための技術革新を目指していきます。現在は、生まれたばかりの赤ん坊の状態ですが、このような技術の重要性にご賛同いただける方々とともに、真に社会に貢献できる企業として成長していきたいと考えています。皆様からの幅広いご指導とご支援を承れれば大変有り難く存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役橋本 稔
将来的な活用シーン
私たちは、医療・介護の現場、生活動作支援、農作業など
様々なシーンで衣服のように着用し手軽に活用できる、“着る”ロボティックウェアの開発を目指しています。
患者さん・高齢者のQOLの向上、介護従事者や農作業従事者の負担軽減・業務効率の向上など
人に優しく寄り添う新しい価値の創造・提供に取り組んでいきます。
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リハビリ訓練
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生活支援
ロボティックウェアcurara®は、人とロボットのインタラクション制御技術の研究成果を基礎技術として、2011年より開始した国立研究開発法人、科学技術振興機構(JST)のA-STEPシーズ育成タイプのプロジェクトで研究開発を実施してきました。その後、信州大学先鋭領域融合研究群の歩行アシストサイボーグプロジェクト(2015年開始)に受け継がれ、今日に至っています。現在20の企業や病院、介護施設*のご協力のもと開発が進められており、2019年のcurara®の製品化に向けて、弊社はその中核として活動しています。
*共同開発機関(順不同)
東京都立産業技術研究センター/デザインスタジオ トライフォーム/キッセイコムテック(株)/山洋電気(株)/(株)ハーモニック・ドライブ・システムズ/(株)ワカ製作所/ナビオ(株)/日立マクセル(株)/日本電気(株)/NECソリューションイノベータ(株)/沖電線(株)/タカノ(株)/NiKKi Fron(株)/フレックスジャパン(株)/鹿教湯三才山リハビリテーションセンター/長野県立総合リハビリテーションセンター/(社福) 敬老園/エフビー介護サービス(株)/(社福) 佐久平福祉会/(株)トーカイ
自分の足でもう一度歩きたい。
この想いに応えるために。
自立歩行が困難な方や高齢者の方のリハビリ・自立支援を目的に、私たちは、人を感じとり人に優しく寄り添うことができる生活動作支援ロボット『curara®』の研究・開発を進めてまいりました。独自の構造により軽量で、自然な動作を可能にするロボットです。
Wearable
モーターは装着者の関節部分に取付けてあり、各関節間のリンクがないため歩行時に違和感なく歩くことができる「非外骨格型構造」を取り入れています。また、新しくパンツタイプの開発が進み、在宅での利用がより容易となり、生活になじむスタイリッシュなデザインになりました。
curara®最新版パンフレット


生体筋肉の特性によく似た
次世代ソフトアクチュエータ(人工筋肉)
少子高齢化により様々な医療福祉器具が展開される中、人との親和性や安全性に配慮したアクチュエータの開発が強く望まれています。
私たちは高分子素材の「PVCゲル」を用いて柔軟で軽量、静音かつ大気中で安定的に伸縮動作を行う人工筋肉の研究開発を進めています。
PVC Gel
PVC Gelとはポリ塩化ビニル(PVC)を可塑剤によりゲル化した高分子素材である。この素材に電圧を印加すると陽極の表面に沿って変形するという特異な性質を有しています。
また、ソフト、軽量、透明、安価などの特徴があります。電圧印加時の変形を利用して軽量、安価なソフトアクチュエータ(人工筋肉)として使用します。
- 腰サポートウェア「heige(ハイジ) LS」の開発
やわらかく、軽量なPVCゲルアクチュエータを利用した「腰サポートウェア heige LS」は、背面に設置されたPVCゲルアクチュエータが伸縮し、筋力をサポートします。
介護現場・農作業・建設・運輸…あらゆる作業シーンで腰の負担を軽減するサポートウェアの製品化を目指しています。
- 製品モデルの完成予定
- PVCゲルアクチュエータの応用展開
- その他ご希望用途に応じて、応用展開いたします。
ご希望の方はお問い合わせ先までご連絡下さい。
社名 | AssistMotion株式会社(アシストモーション株式会社)/ AssistMotion Inc. |
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代表者 | 代表取締役 橋本 稔 |
設立 | 2017年1月4日 |
資本金 | 1,000万円 |
所在地 |
〒386-0017 長野県上田市踏入2丁目16-24 川崎オフィス |
問い合わせ先 | 電話番号/FAX:0268-75-8124 Email:info@assistmotion.jp |
事業内容 | ・高齢者・患者の動作支援・リハビリ訓練装置、ロボティックウェアcurara®の製造、研究開発 ・ソフトロボティックデバイスPVCGELの製造、研究開発、応用製品開発 |
プライバシーポリシー |
スタッフ随時募集中
弊社は信州大学発のベンチャーです。
私たちと一緒に人々の幅広い活動を支援するロボティックイノベーションに携わってくださる方を随時募集しております。
ご興味のある方はメールまたは電話でのご連絡をお待ちしております。
〒386-0017 長野県上田市踏入2丁目16-24
信州大学オープンベンチャー・イノベーションセンター(OVIC) 2階 206号室
東京駅から
北陸新幹線に乗車し、上田駅で下車(所要時間:約1時間半)
名古屋駅から
(1)中央本線「特急しなの」で長野行に乗車。長野駅で北陸新幹線東京行きに乗り換え、上田駅で下車(所要時間:約3時間半)
(2)「特急しなの」を篠ノ井駅で降り、ホームを渡ってしなの鉄道小諸方面行きに乗り換え、上田駅で下車(所要時間:約3時間半)
上田駅から
<バス>
上田駅お城口のバス停1番のりばから、千曲バス鹿教湯線に乗車(4分)、バス停「日本無線前」下車後、徒歩2分(500m)
<徒歩>
上田駅お城口から約26分(2.0km)
<タクシー>
上田駅お城口から約8分
※繊維学部構内の通り抜けはできませんので、直接OVICまでお越しください。
お車でお越しの場合
上信越自動車道、上田菅平I.C.から約4Km。
上田菅平I.C.を出た後、上田市街地方向へと進路をとり、R18上田バイパス(「住吉」)を横切り、「古里西」も突き抜けて坂を下り、「中央東」を左折し国道18号線に入ります。
国道18号線を直進し、「踏入」の信号を右折し左側に見える建物となります。