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「自宅でロボットのリハビリが出来る時代」             ~自分の足で歩くことを諦めないりおなちゃんの挑戦~

2022年より弊社では長野県立こども病院と小児用curaraの研究を進めてまいりました。今回、ご縁があり脊柱側彎症の矯正手術後に歩行が困難となってしまった「小学生YouTuberりおなちゃん」にcuraraを使用していただいております。curaraで歩行練習を始めて3カ月余りですが、その経時的変化をご紹介します。

りおなちゃんが初めてcuraraを装着した6月下旬、歩行の状態は免荷式歩行器を使用し、上半身を振りながらその勢いで足を何とか前に出せる状態でした。

7月上旬、curaraを装着すると膝下はロボットに合わせて足を振り出せるものの、外旋によってつま先が大きく外側を向いています。

もう一度自分の足で歩きたい、りおなちゃんの強い願いを叶えるために・・・

curaraのモータを一回り大きなモータに変えてチャレンジ。

8月下旬の暑い中、汗を時々拭い、お父さんにうちわで仰いでもらいながらの歩行練習。モータの力が大きくなったこともあり、股関節を上げ、自分の力で前進できました。最後にはロボットに合わせてリズムよく足を運ぶことが出来、進歩が見受けられました。

練習中、「自力で進んでるー!」とお母さんの嬉しそうな声も聞こえました。
日々忙しい中でもcuraraを使って歩行練習をしているりおなちゃん。先日、その様子を自身のYouTubeチャンネルに掲載してくださいました。250万回以上視聴され、1000件以上の応援のコメントが寄せられています。いつかロボット無しでも歩ける姿をみなさんに届けられる日が来ますように。AssistMotionは、りおなちゃんをはじめとした歩行が困難な子供や大人の方々の自立支援をより一層進めてまいります。

■ちいりおちゃんねる:自宅でロボットリハビリが出来る時代↓
https://www.youtube.com/shorts/dcUjXhD0hAE