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≪第3回「curara®」ユーザーミーティング≫を開催しました
5月18日(木)に第3回 curara® ユーザーミーティングを開催いたしました。
昨年11月に第1回目、今年の2月に第2回目を開催させていただきましたが、今回は前回を上回る90の個人・法人様にご参加いただきました。内訳はZOOM参加が50件、アーカイブ参加が40件でした。
ミーティング終了後に集計したアンケートの結果では、ご回答下さった方の半数以上がcurara®を使用したことがない参加者であることが分かりました。また、ユーザーミーティングに参加してみてcurara®についてどう思ったかという質問には、回答者の半数以上から「利用してみたいと思った」という前向きな回答を頂きました。
他にも、特別講演や使用状況紹介に対して「現場サイドの話しがとても参考になった」「他ロボットとの適応比較や導入時期などの話しが聞けて良かった」という嬉しいコメントを頂きました。今回の初の試みとなったパネルディスカッションに関しては、アンケート回答者の半数以上が「とても良かった」「どちらかというと良かった」とご回答下さいました。
今回のミーティングが、curara®をよく知らなかった皆様やご利用を検討されている皆様にとって、有意義なものになったのではないかと思います。アンケートへのご協力、誠にありがとうございました。
登壇者の皆様
今回のユーザーミーティングでは
医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院 理学療法士 平戸大悟様
アサヒサンクリーン株式会社 脳神経リハビリセンター名古屋 理学療法士 大野真之介様
医療法人 平成博愛会 印西総合病院 理学療法士 出岡麻未様
日本ロボットリハビリテーション・ケア研究会 代表世話人 田中恩様
東日本国際大学 健康福祉学部 金成明美様
医療法人 平成博愛会 印西総合病院 理学療法士 黄海俊成様
以上の皆さまにお話しを頂きました。
内容
特別講演
マッターホルンリハビリテーション病院の平戸様からは特別講演をして頂きました。curara®の使用タイミングや、論文を参考にした患者様の歩行自立度や症状に合わせたロボットの選択についてcurara®を含めた多様な歩行支援ロボットの比較など、現場だからこそ分かる大変興味深い内容をお話しくださいました。
~医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院 理学療法士 平戸大悟様~
使用状況紹介・質疑応答
使用状況紹介では、脳神経リハビリセンター名古屋の大野様と印西総合病院の出岡様から、両施設での使用状況と実際にcurara®を使用して歩行が改善した事例について、使用した患者様の症例から経過・結果までを具体的にお話しいただきました。
質疑応答の時間は、施設での理学療法士の方のロボットの知識や習熟度に関してや、患者様への使用頻度など、施設職員の皆様の情報共有の場として機能しておりました。導入を検討されているユーザーの皆様にとっても、大変有意義なものになったと思われます。
■ curara® 使用状況紹介 1
~アサヒサンクリーン株式会社 脳神経リハビリセンター名古屋 大野 真之介様~
紹介資料表紙 資料2
■ curara® 使用状況紹介 2
~医療法人 平成博愛会 印西総合病院 理学療法士 出岡麻未様~
紹介資料表紙 資料2
パネルディスカッション
ユーザーミーティング初の試みとなりました、パネルディスカッションでは、特別講演や使用状況紹介でお話しくださった病院からお一人ずつと、コーディネーターの田中様とパネラーの金成様の五名で行われました。curara®の使用感や効果について、使う頻度やタイミング、あえてゆっくりとした歩行をできるように訓練するにはどのようなアプローチをするのかなど、curara®だけではなく、多様なリハビリロボットを用いた意見が交わされました。
また金成様からは、昨年度東日本国際大学にて導入して頂いたcurara®の使用感などについてお話しいただきました。東日本国際大学では、学生の皆さんが将来の就職先の病院やリハビリ施設にてロボットを使う際に対応できるように、ロボットの一例として学部全体でcurara®を活用して頂いております。中でも、curara®には歩行をアシストする際に一定のリズムで歩けるように「ピッピッ」と音が鳴るようになっており、そちらが学生の中で大変好評のようだという報告を頂きました。
パネルディスカッション用ポスター パネルディスカッションの様子
左の画像、上段左から順に田中様、平戸様、金成様。下段左から順に大野様、黄海様
AssistMotionからの情報共有
弊社AssistMotion(株)から情報共有として、端末アプリのバージョンアップを告知いたしました。
内容は、スマホのアプリ改善に関する
- 「履歴グラフ」印刷手順の簡略化と表示改善
- 「ユーザー名」編集後のデータ継承
- 「データ保存」歩行訓練結果のデータ保存 の3点と
「停止した場合の復帰手順の簡略化」についての、合計4点をお伝えいたしました。
最後に
あっという間の1時間30分でしたが、ご参加くださり誠にありがとうございました。今回のユーザーミーティングを通して、curara®の機能や効果、リハビリにおけるロボットの重要性などを改めてご理解頂けたのではないでしょうか。
次回のユーザーミーティングは8月を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。
当日のアーカイブはこちら↓↓
https://www.youtube.com/live/R0znXUYMaRg?feature=share
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