newsお知らせ
ご協力ありがとうございました
先ごろは装着型歩行支援ロボットに関するアンケート調査にご協力いただきありがとうございました!!
大変多くの方からご回答をいただきました。介護をお仕事にされていらっしゃる方や病院関係の方からの回答がやはり多く、現場でご苦労されていらっしゃる方のリアルな声を聞かせていただいた思いがいたしました。あらためまして、ご協力いただいた方に厚く御礼申し上げる次第です。
さて、本日はアンケート結果を一部ではありますがご報告させていただきたいと思います。
〇装着型歩行支援ロボットをどのような用途に利用したいですか?
円グラフから高齢者の歩行訓練への期待がもっとも大きいことがうかがえます。次いで在宅での生活支援、高齢者の外出と続きます。この結果をふまえると、高齢者の方の生活全般を支える装着型歩行支援ロボットに大きな期待があると予想されます。また、「装着型歩行支援ロボットを利用したいと思わない」という回答は0%でした。これは自分の足で歩きたいというニーズの高さを表しているのではないでしょうか。
その他にも、正しい歩き方支援、山登り支援機能、階段などの段差への利用といったご要望がありました。
〇転倒予防機能として、ロボットにどのようなことを期待しますか?
最初の質問では13%の回答をいただいた転倒予防に対する質問です。
ふらつき、すり足歩行といった歩行状態の変化をロボットが知らせることが転倒予防につながりるのではないか。また、そういったお知らせ機能をロボットに期待するという回答が半数を占めました。残り半分は、路面変化のお知らせ機能への期待という結果でした。
その他にも以下のような機能をとボットに期待しているとご意見いただきました。
・知らせても対応できないと思うので、転倒防止動作をしてほしい
・使用者の転倒リスクの内容によると思います。 転倒予防機能を考える場合、重心位置を一定に保つことができるようにサポートできれば良いのではないかと思いました。
・軽度なアウトドアアクティビティをサポートできる機能
・ふらつきやすり足、バランス不良を補正してくれる機能
・ロボットが装着者のバランスを補正してくれる
・歩行中、階段昇降中に、姿勢やバランスの崩れを察知して修正する機能があると安心だと思います。
〇フレイル予防として、ロボットにどのようなことを期待しますか?
続いても、同じく13%の回答をいただいたフレイル予防に関する質問です。
ご存じの方も多いと思いますが「フレイル(ここから厚生労働省発行のフレイルを説明したパンフレットに飛ぶことができます)」とは健康な状態と要介護状態の間の状態を差します。要介護状態と一口に言っても大変幅のある状態を表しています。ここでは、そのままだと身体機能の低下が予想され要介護となる可能性のある状態の方に対し、装着型歩行支援ロボットをどのように活用したら良いか質問させていただきました。結果は装着者の歩行のバランスを安定化させることへの期待がもっとも大きいものとなりました。
歩行を通じて体力の維持や増進をはかり、健康寿命の延伸を望まれていることからこのような結果となったのではないでしょうか。
まとめ
装着型歩行支援ロボットに対し大きな期待がうかがえる結果となりました。この結果をもとに、これからも利用してくださる方のより良いサポートを目指し、歩行アシストロボットcurara®の改善、改良を進めてまいりたいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。現在YouTubeにてcuraraの利用解説動画が公開中です。ぜひご覧ください!!